山肉山分け仲間を募集します!
山肉とは・・・シカやイノシシの肉のことです。
山肉山分け仲間募集の概要
山肉山分け仲間に申込をしてくれた方の代わりに色川の山肉猟師がイノシシやシカを捕まえます。色川の9人の猟師が3チームに分かれ、どれか1チームを選択し、そのチームが捕獲した肉をそのチームを選択した参加者で山分けするといった内容です。
期間中は、罠の仕掛け、止め刺し(仕留めるところ)、解体などをライブ配信しながら、実際の猟のような体験をしていただけます。 色川のこと、どんな人が住んでいて、どんな暮らしをしていて、どんなことを考えているのかなど、きれいな景色やウグイスの声とともにお届けできたらなと思っています。
⬇︎第四回!山肉山分け仲間 オンライン狩猟体験の紹介!ライブ配信を行いました!⬇︎
〇山肉山分けのイベントの流れ(変更の可能性あり)
期間は前半の捕獲期間と後半の食レポ、色川紹介期間に分かれます。
前半はまず、罠設置の配信からスタートし、その後、見回りの様子や実際に捕獲されたときの様子や解体の現場を配信します。そして、期間終了後、加工包装したお肉を参加者の皆さまにお届けします。期間中あまり捕獲できなかった場合も、在庫からお肉を出します。(最低保証1㎏)
後半は届いたお肉で料理したものをみんなで共有。くわえて、色川の猟以外の日常の暮らしや仕事についての発信をしていきます。
〇募集人数と期間
募集する人数 | 30人(学生は6人迄) |
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募集する期間 | 2021年4月20日~2021年6月10日(定員になり次第締め切り) |
実施する期間 | 2021年6月12日~26日 |
〇参加費
一般 | 13,800円 |
学生 | 10,800円 |
リピーター | 10,800円 |
お肉の送料は込みです。
〇猟師チーム紹介
猟師チームの紹介です。下の詳しく見るから詳細ページをご覧いただけます。

小阪三銃士

大野獲男

ごった煮猟師
猟師チームを詳しく見る
○イベントに使用する罠
鉄砲は使わず、写真のような罠または、箱オリでシカやイノシシを捕獲します。(下の写真は実際に使用している罠です)
〇申し込み
申し込み期間は4月20日~6月10日まで
お申し込みはこちら〇シカ・イノシシの供養塔
施設の敷地に建てられた、供養塔。毎年、和尚さんにきていただき、供養祭を行っています。
山肉山分け仲間を行うにいたった背景
和歌山県那智勝浦町色川地区。
ここでは、いつもと変わらない時間が流れている。お茶刈りに、田植えに、草刈り。少しすれば、梅採りも忙しくなる。
変わらない日常は山の中も同じ。元気よく走り回るイノシシ、シカ、サル。これから農繁期に入る色川では、繁茂した草と里に下りてくる”けもの”たちとの戦いの日々がはじまる。
色川では20年前から、色川鳥獣害対策協議会を発足し住民有志による獣害対策が行われてきました。イノシシやシカを防ぐためのネットを設置したり、野菜を食べにくるイノシシを捕まえたり、サルに発信機を取り付けて追い払いをしたり、うっそうとした藪の刈り払いをしたり。
様々な対策が功を奏し、かなり被害を抑えられています。
しかし、一方で田畑を耕作する人がだんだん減ってきているのもまた現実。実際、耕作放棄地となった田畑にはシカやイノシシが闊歩している。夜、車を走らせると1日で200頭見かけることも、、、、、(おおすぎ)。
このままでいいのだろうか。。。
シカやイノシシがどんどん増える一方で、どんどん減っている人。もしかしたら肯定する意見もあるかもしれない。でも、個人的には1000年以上かけて築き上げてきた今ある景色や文化や歴史がなくなっていくのは少し寂しい。
これから何をすればいいのか、どうしたらいいのかを住民の皆さんだけじゃなく、いろんな立場の人と一緒に考えていけたらと思い、今まで狩猟体験ツアーをしてきました。
今、なかなかお互いに行き来することが難しい状況ですが、狩猟を体験してみたい、色川に行ってみたいという声をたくさんいただいています。そこで、色川に実際来ることはできませんが、狩猟のこと、色川のことを皆さんと考える時間を共有できないかと思い、山肉山分け仲間募集をやることにしました。
楽しく、おいしい時間を共有できるよう頑張ります!
企画に協力してくださったみなさん
写真撮影
地元の写真家 花井清州
カフェ『らくだ舎』経営 千葉夫妻
動画撮影・編集
色川地域おこし協力隊 塚越ひかる
HP制作
色川のファン 荒川嵩馬